早くメジャーデビューするためのDTM/DAWの始め方

早くデビューするためのDTM/DAWの始め方


ま:毎日たくさんの質問メール、ありがとうございますっ!
あ:皆さんの質問が、このブログのアイデアの源になりますっ!

【まずDTM/DAWするには、何を買えばいいの?】


け:そんな中で一番多いのが
   「何を買えばいいんでしょうか?」という質問です。
わ:「コンピューターは持ってまるんですが、それ以外はどうすれば?」
   という方がほんとに多いですね。
師:今だと
   1.DTM/DAWソフト(シーケンスソフト)
   2.USB接続のMIDIキーボード
  (3.オーディオインターフェイス)
  がスタート地点じゃ。
り:最初からオーディオインターフェイスを買わなくても、
  パソコンのヘッドホン出力やマイク入力で始めてもOK!

【「何を」「どこまで」やりたいのかをハッキリさせよう】


師:まずは、「自分が
         何を
         どこまで
       やりたいのか?」をハッキリさせることじゃな。
あ:「何を」というのは
  1.作曲–とりあえずボーカルが歌うメロディーだけをピアノなどで弾いて記録したい。
  2.編曲–メロディー以外のコード/楽器演奏(カラオケ)の内容を考えて、
      打ち込みでカラオケを作りたい。
  3.録音–ボーカル、ギター、バンドの演奏を録音したい
  4.ミックス–録音したボーカルや楽器同士のバランスを調整し、
        カッコよく聞こえるようにしたい。
  5.マスタリング–CDプレスする際の、プレスマスターを作りたい。
   ということですよね。
り:音楽を作るにはこれだけ「作業段階」がある、ということですね。
ま:「どこまで」は?
師:出来上がった作品の「目的レベル」じゃな。
   1.とりあえず練習。。。
   2.自分で作ったものが聞ければ良し。
   3.バンドの自分以外のメンバーにオリジナル曲の雰囲気を伝えたい。
   4.ライブハウスに出演するためのデモテープを作りたい。
   5.「歌ってみた」などに投稿したい。
   6.自分のホームページに載せるサンプル音源を作りたい。
   7.無料配布用のCDを作りたい。
   8.プロになるためオーディション応募用のデモテープを作りたい。
   9.インディーズ販売用のCDを作りたい。
  といったところかのぅ。。
り:なるほどー。
  何を:1.作曲と3.ボーカル録音
  レベル:5.「歌ってみた」などに投稿したい。
  という人と、
  何を:2.編曲
  レベル:3.バンドの自分以外のメンバーにオリジナル曲の雰囲気を伝えたい。
  という人と、
  何を:3.録音 4.ミックス
     (作曲はギターで作ったりバンドでセッションしたりして作るので)
  レベル:オーディション応募用のデモテープを作りたい。
  という人では、当然必要なソフトや機材も変わってくる、ということッスね!
わ:そりゃそうだ。。
師:これをハッキリさせないと、楽器屋さんで高いお金を払って買っても、
  必要なものが無かったり、不要なものを買わされてしまったりすることも
  あるので、しっかり確認しておくことじゃ。

【「自分でできること」「どうしても自分でやりたいこと」と、      「人に頼んでもいいこと」を区別しよう】


あ:とは言っても、人それぞれ、得意不得意じゃないですけど、
  「できること」と「できないこと」がありますよね?たとえば
  ・歌はうまい。作曲は鼻歌で作れる。歌詞も書ける。
   でも、コードはわからないし、楽器も弾けない。
  ・歌は歌えない。ギター作曲編曲打ち込みはできるけど、
   エフェクターとかレコーディングやミックスとかは
   用語が難しそう。
  ・バンド。オリジナル曲を作ってライブやってるけど
   コンピューターなんて無理っス。
  ・・・・それこそ人ぞれぞれ。
師:そうなんじゃ。だから、
  「万人にオススメのDTM/DAWシステム」は存在しないんじゃ。
  どのDTM/DAW機器でも、「アレもできます。コレもできます。」と
  機能は十二分についているが、結局使う人が理解していなければ、
  実際には何もできないんじゃ。。。
ま:そうですよね。。何しろ次に多い質問が、
  「高いお金を払ってDTM/DAWシステムを買ったけど、、
                    1年たっても音が出ません。」
  「高いお金を払ってDTM/DAWシステムを買ったけど、、
    コードが分からないし、アレンジの仕方も知らないので、全然進みません。」
  とかですからね。。。(T.T;
り:まさに「宝の持ち腐れ」ってヤツ!
師:実際、無理して買っても
    4割が「音が出ない」「音量が上がらない」
           —>コンピュータ・MIDI/DTMの知識不足
    4割が「理論を知らず、アレンジができないのでカラオケが作れない」
           —>音楽そのものの知識・経験不足
    2割が「制作ノウハウが無いのでCDみたいにならない」
           —>プロのレコーディング制作過程を知らない
  という感じじゃな。
け:「DTM/DAWシステムを買っても、上手くいっている人は10%もいない」
   というのが現実なんですね。。。(T_T)
あ:で、もうひとつの整理ポイント、
  「自分でできること」「どうしても自分でやりたいこと」
     と、
  「(今の)自分には難しいかな、ということ」「人に頼んでもいいこと」
   を区別しよう
   
  となる訳ですね。
師:そういうことじゃ。つまり
   a.歌が歌いたい。
    作曲はできるかもしれないけど、これは良い曲なのかなぁ?
    編曲なんて全然無理だし、レコーディングなんてチンプンカンプン
   b.作曲家になりたい。歌は歌わない。
    編曲は今はできないけど、将来はできないとプロには厳しいかな。。
   c.メジャーデビューしたい。
    自宅では作曲してバンドメンバーに伝えるデモテープができれば十分。
    レコーディングも自分たちでできれば安くできるのかもしれないけど、
    それでCD並みの音質になるのかなぁ??
  という人たちには、それぞれ、
    ・自分のできること、得意なこと
    ・どうしても自分でやりたいこと
  に専念してもらい、
    ・今の自分にはできないこと
    ・自分には不要なもの
    ・機材にお金がかかる割には、あまり使われず、元が取れないもの
  は、思い切って人(プロ)に頼んでしまうのがオススメじゃ。
  ま、「趣味」の人は十年でも二十年でもかけて自分でやることで満足する
  人もいるが、「プロになりたい」「音楽の仕事がしたい」という人は、
  とにかく早く活動開始して、早くデモを作って、
  早くオーディションに応募する必要があるので、
  ノンビリやっている暇は無いんじゃ。
け:たとえば、
   a.歌が歌いたい。
    作曲はできるかもしれないけど、これは良い曲なのかなぁ?
    編曲なんて全然無理だし、レコーディングなんてチンプンカンプン
   の人は、
    ・DTM/DAWシステムを買わない。(0円!)
    ・鼻歌を携帯などに録音して、耳コピーや編曲ができる人に
     カラオケを作ってもらう(1-3万円)。
    ・場合によっては良い曲を提供してもらう(1-3万円)。
    ・レコーディングは近所のスタジオで録音してもらう(1-2万円)
   これなら、機械やソフトは買わなくていいし、使い方も覚えなくて
   いいし、仕上がりはお金払ってるくらいだからバッチリ高音質だし、
   レコーディングスタジオなら「苦手な場所だけパンチイン」など、
   ボーカルの仕上がりもバッチリ。しかも早ければ全部で1週間で
   ここまでできて、あとはオーディションに応募するだけ!
わ:
   b.作曲家になりたい。歌は歌えない。
    編曲は今はできないけど、将来はできないとプロには厳しいかな。。
   なんて人は、将来に向けてプロが使っていて、ソフトシンセが充実している
   CubaseとMIDIキーボードを買って、インターフェイスなどはとりあえず
   安いもので済ませてしまう。(約10万円)
   良い曲ができたら、最初のうちはアレンジは上手な人に頼んでみよう。
   (3-5万円)安くはないけど勉強になることが山のようにあるハズ!
   歌はVOCALOID(2万円)に歌ってもらうか、
   RODE NT-2(2万円)を買って、できれば歌の上手い人に歌ってもらう。
  (1-3万円)
  
   ボーカルなどはデモ用なので録音・機材にはお金をかけない。
   ソフトシンセの良いものを買い集めることと、メモリ・SSDなど、
   Cubaseやソフトシンセが快適に動く環境に投資する。





あ:
   c.メジャーデビューしたい。
    自宅では作曲してバンドメンバーに伝えるデモテープができれば十分。
    レコーディングも自分たちでできれば安くできるのかもしれないけど、
    それでCD並みの音質になるのかなぁ??
   なんて人はオーディオインターフェイスに付属している「○○ LE」
   くらいのDTMソフトで十分。たいていは最低限のソフトシンセがついて
   ますしね。小型のMIDIキーボードは必要かもしれません。
   バンド録音ができるようなDAWシステムを揃えようと思ったらお金も
   かかるし(40-100万円)、それなりの経験と知識が必要です。
   実際、90%くらいは結果的に失敗(デビューできない)しています。
   しっかりしたレコーディングスタジオでサクっとデモテープ作って
   (10万円)サクっとオーディションに応募して、
    パパっとデビューしちゃいませんか
り:でもさー、近所のスタジオで本当にCD並みの音質になるの
け:そのスタジオでレコーディングやミックスしてもらったデモを
  聞かせてもらって、事前に確認しておくしかないよね。
わ:いざとなれば、メジャーの経験もあるプロのエンジニアである
  師匠が、録音やその前の打ち合わせ段階から手伝ってくれるって

ま:ちなみに、DTMでお困りの方は、「DTMの味方」で助けてもらってくださいね!
あ:宅録でお困りの方には「宅録の味方」がついてるよ!
早くデビューするためのDTM/DAWの始め方
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Originally posted 2011-11-29 03:01:00.

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