ベースのライン録音・ライブにプロもオススメの2つのDI

け:ギターやベースの録音って、自宅スタジオではなかなか難しいですよね。
師:たとえば、ベースだとプロの現場では、身長の高さくらいもあるAMPEGの
  アンプ+スピーカーキャビネットをほぼ全開で鳴らしてマイク1-2本で録音
  しておるんじゃ。
わ:同じことを狭い自宅スタジオでやろうとすると、近所迷惑になる以前に
  ハウリングしちゃいますね。(>_<)

ライン録音にはDIが必要


師:そういう訳で、自宅スタジオでのベースやギターの宅録ではアンプやマイクを使わず、
  ケーブルで直接レコーディング機器に接続する「ライン録音」するのが一般的じゃ。
  通常、その際はDI(でぃーあい、ダイレクトボックス)を使わないと、インピーダンスが
  合わないので音量や音質がおかしくなってしまうんじゃ。
り:最近のHDRやオーディオインターフェイスには「Hi-Z入力」があるので、
  そこに差し込めばいいッスね!(^o^)/

ソフトのアンプシュミレーターはレイテンシに注意!


け:でも、そうすると、演奏中の音は歪みも何も無い、ショボイ音に
  なっちゃいますよね。
わ:AmpFarmとかのアンプシュミレーターを使えばいいんじゃね?
師:最近のソフトのアンプシュミレーターは音質も良くて優秀じゃが、
  音質がよければよいほど、計算処理が複雑になってレイテンシ(遅れ)
  が発生してしまい、演奏に支障が出るんじゃ。
あ:それに、最近のインターフェイスについてるダイレクト・モニタリング機能
  なんかでも、イフェクトはかからない状態で聞くしかないですもんね。

プロでも定番のSansAmp


師:そんな訳で特にベース用のアンプシュミレーター兼DIの
  SansAmpBassDIが今でも多く使われておるんじゃ。
  DIとしては普通じゃが、アンプシュミレーターとしては自然で
  ふっくらした音に仕上がるので、ミキシングもしやすいんじゃ。
  後で歪を追加する方法はあるので、録音するときに歪ませすぎないように
  することが注意点じゃな。



プロベーシストが絶賛のAvalon DI


ま:他にプロの定番DIってあるんですか?
師:BSS社やCountrymann社のDIが定番じゃな。
  しかし、約10年前から世界のレコーディングシーンを大きく変えたのが、
  Avalon Design社のU-5じゃ。普通のDIに比べてだいぶ大きく、高価じゃが、
  艶やかなサウンド+ミックスに埋もれないベースサウンドに一目惚れ?
  して即買いしたベーシストは多いぞ。
わ:プリアンプとしてラインレベルでの出力やヘッドホン出力もあるので、
  レコーディングだけでなく、練習にも使えますね!
け:ベースに限らず、アコースティックギターの録音にも最適!(^_^)v



一番安くギターやベースを高音質で録音する方法


師:とは言え、一番安くギターやベースを高音質で録音する方法は、
  出音を良くする事じゃ。良い楽器や良い機材を使う以前に、
  1.練習 同じ楽器でもプロの人が弾くと良い音が出る!
  2.メンテ プロのミュージシャンは楽器をとても大事に扱う。
ま:やっぱそうですよね~(^^♪
師:
  3.ストロボチューナーなどで正しくチューニングする。
  だいたいアマチュアミュージシャンで正しいチューニングができてる子は10人に
  1人もいないくらいじゃ。
わ:え、えぇ~っ?(゜o゜)
  4.新しい弦を正しく張る。
   弦の寿命はギターは4時間、ベースは長くても3日!
   だいたいアマチュアミュージシャンで正しく弦が張れている子も10人に
  1人もいないくらいじゃ。
け:え、えぇ~っ?(゜o゜)
あ:という訳で、プロ志望のギタリスト・ベーシスト必見の
   ・正しい弦の張り方講座
   ・正しいチューニング講座
  をお楽しみに~(^^)/~~~
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Originally posted 2011-12-11 19:30:00.